元不動産営業マンが教える「ブラック地主」「ブラック家主」#ガイアの夜明け




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近年、アベノミクスの影響なのかは定かではないが、土地の価格が上昇している。

とは言っても、都市部の一部のみですが、バブル時代よりも高騰している場所だってあるくらいです。

そんな中、やっぱり悪いことをして儲けようとする輩はいるもんですね。

2019年2月19日(火) 22時00分~22時54分に放送の「ガイアの夜明け」でも取り上げられていますが、詳しくまとめました。

ブラック地主・ブラック家主とは

一言で言えば、賃借人をないがしろにする地主・家主・オーナー(賃貸人)つまりは「ブラック大家」さんの事です。

「ないがしろ」では抽象的ですかね。

不当・不法に追い出そうとする人とか、不当に家賃を上げるなどしてくるという事です。

ただ、既に借りている以上、その賃貸人の人柄が急に豹変するという事はあまり考えられませんよね。

不動産の賃借には、賃貸人がいるわけですが、最初は普通の賃貸人なのだが突然それがブラック賃貸人に代わる場合があります。

業界用語的な感じでいうと「オーナーチェンジ」です。

つまり、賃貸人が売却や相続等で人自体が全く別の人に入れ替わるという事です。

どんな時にそのような事が起こるかなのですが、それは元の賃貸人が何らかの理由でその不動産を売却しなければいけなくなったときです。

最近、この手の話題をよく耳にしますね。

大きな土地の大家さんが不動産屋に土地を売却したら、その不動産屋がそこに建っている長屋を、住んでいる人の家以外を取り壊しちゃったとかで、壁がビニールシートになっちゃったという話を聞きましたね。

後は、少し違う問題ですが、住宅地のど真ん中の大きい土地を不動産屋の仲介で買った企業が、外国人研修施設を建てるとか言い出して、地域住民が猛反対しているとか言う事もありましたね。

どちらの場合も何らかの理由で元のオーナーは売却したんでしょうけど、どんな理由が多いのでしょうか。

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問題が起きる1番多いケース

何らかの理由というところが重要なのですが、例で説明していきましょう。

例えば、現在1番多いケースでは賃貸人が亡くなってしまい、相続されたケースです。

相続というのは結構複雑で、しっかりと管理の出来る人に相続されれば何も問題はありません。

後は、賃貸人自身が売る場合も注意は必要かもしれません。

問題となるのは基本的に売却する場合で、細かく分けると以下の3つです。

①相続人が複数いてもめた時。

②不動産に関して、何も知識が無い人が1人で相続してしまった時。

③現在の賃貸人自身が売却する時。

レアケースとしては、不動産が差し押さえられたり、賃貸人が破産して、競売にかけられる場合もあります。

それぞれのケースで説明していきますが、問題となるのは最終的には不動産屋が買い取るという事になるケースが多いのです。

①の場合は、複数人に相続するにもかかわらず、不動産は1つしかないとか、いっぱいあってもそれぞれ価値が違うので、振り分けるのが難しいのです。

そういう場合、大概は売却して現金化します。

ここで、不動産屋に相談しますよね。

②の場合もほぼ流れは一緒で、管理できないし、固定資産税とかの費用もかかるし、めんどくさいから売ってしまおうという考えに至り、同じく不動産屋に相談しますよね。

③の場合は最初から不動産屋に相談しますね。

そこで、どのケースも不動産屋に相談すると、「高く買い取りますよ。」とか「即現金化できますよ。」とか調子の良いことを言って、かなり安い値段で不動産屋等の宅地建物取引業者に買いたたかれるんです。

特に①②のケースは急いでいたり、知識が無かったりするので、かなり不動産屋の都合のいいように買われてしまう場合もあります。

とにかく、不動産屋に上手く丸め込まれ、安く買いたたかれてしまう場合が一番危ないのです。

どんな不動産屋も安く買えれば、利益が増えておいしいので、見分けるのはかなり難しいです。

しかし、その不動産屋の中にブラック地主・ブラック家主が潜んでいます。

とは言っても、元のオーナーの責任は売ってしまえば無いも同然ですが、ある程度気を付けた方がいいでしょう。

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