どうも、ヒロシです。
成田市の小倉美咲(7)ちゃんが山梨県道志村のキャンプ場で行方不明になってしまった事件について、同じ小学生の子供を持つ親として、考えたいと思います。
まず、事件の経緯などもまとめたいと思いますが、今回は子供や両親の行動や心情について考えます。
小倉美咲ちゃんについては、一刻も早く見つかることを祈っています。
警察・消防・自衛隊・ボランティアなどの方々も大変だと思いますが、引き続き頑張ってください。
この事故なのか事件なのか、いまだに不明ですが、行方不明になっていることを考えると、神隠しにあっているんじゃないかとかも考えちゃいますよね。
さて、母親の小倉とも子さんは顔出しで記者会見をしていました。
一方で、それとは別の画面に切り替わり、父親の小倉雅さんがコメントを発しています。
この報道についてが、今回の本題です。
小倉美咲ちゃん行方不明事件概要

https://www.asahi.com
これはテレビで連日報道されているので、本当にザックリとまとめます。
まず状況ですが、友人ら何組かの家族で山梨県道志村のキャンプ場に遊びに行きました。
そして、子供たちだけでテントから離れて、キャンプ場の敷地内と思われる場所で遊んでいました。
そして、一旦お菓子を食べるためにみんなでテントに戻ります。
その後、美咲ちゃんだけお菓子を食べ終わるのが遅く、遅れて他の子どもたちが遊ぶ場所へ向かいますが、その途中で母親に遭遇し、その後も1人で遊び場へ向かうが、合流することはなく、そのまま行方が分からなくなってしまった。
ここからは報道を見た私の予想も含んでいますが、おそらく他の子どもたちが戻ってきたところで、美咲ちゃんが合流していないことに気づいたはずです。
そして、両親と友人らで捜索したが、見つからない為、110番通報し、警察に捜索願を出したという経緯だと思います。
そこからは警察を中心に、消防・自衛隊・ボランティアが一生懸命捜索するも、10日目をもって自衛隊やボランティア団体が解散しました。
可能性のあるところの捜索は全てやりつくしたという事です。
一体、美咲ちゃんはどこにいるんでしょうか。
そして、美咲ちゃんの顔写真を公開しました。
その後、母親がキャンプ場で、記者会見を行なったそうです。
小倉美咲ちゃん不明の疑問点
概要を書いていて、気づいた点が2つあります。
それは、なぜ、母親は美咲ちゃんが遊び場へ向かう途中で、会ったのかという点です。
子供がお菓子を食べているなら、親は一緒にいると思うんです。
そして、親がトイレに行くにしても、どちらかは子供と一緒にいると思います。
ましてや、まだ小学1年生ですから、キャンプ場という危険が隣り合わせの場所で、1人だけで行動させるのには疑問があります。
だから、母親が最後に美咲ちゃんに会ったとされる場所と、他の子どもたちが遊んでいたという場所までの距離が見える範囲なのかどうかはわかりませんが、一緒について行かないものなのでしょうか。
そして、もう1つの疑問は他の子どもたちとの性別と年齢差です。
美咲ちゃんが1番年齢が下という事でしたが、どれだけの年齢差があったのでしょうか?
中学生とか、小学生でも高学年でしょうか。
美咲ちゃんと近い年齢の子はいなかったのでしょうか。
ここからは、子供たち同士のコミュニティなので、まったくの想像です。
もしも、小学2年生とか近い年齢の子がいれば、美咲ちゃんがおかしを食べ終わるまで待っているとか、そんなことがあってもいいと思います。
その一番近い年齢の子がもし、男の子だったら先に行ってしまうという事は十分に考えられます。
つまり何が言いたいかというと、美咲ちゃんを気遣ってくれる子供はいたのか、いなかったのか、という事です。
状況だけから考えると、他の子どもたちの心情は、
「美咲ちゃんはまだ小さくて足手まといだから、一緒に遊びたくないなあ」
みたいなことが起き得るという事です。
キャンプ場ですので、コミュニティの中に飛び抜けて小さい子が一緒にいると、思うように遊べないという心理が子供の中では働きます。
つまり、子供は年齢が少し離れていると同じ遊びをする能力がまだないのです。
現に、美咲ちゃんを残して遊びに行ってしまっています。
この状況を両親は敏感に感じ取らなければいけない環境にあった、とも考えられます。
私も姉が2人いましたが、4歳6歳離れていたため、小学生の頃は一緒に遊んでもらった経験があまりありません。
小学生の時は4歳離れているだけで、遊ぶフィールドが全く違うという事です。
私の場合は姉ですので、性別も違います。
因みに、私の息子2人は6歳離れています。
小学4年生と年少です。
ちょっと比較にはならないかもしれませんが、長男は家の中では次男と遊んでくれますが、外で友達と遊ぶときには、一緒に遊びたがらないどころか、拒否します。
兄弟ですら、友達と遊ぶときは小さい子供は足手まといなんです。
私の主観ですが、小学生は3~4年生くらいから遊ぶフィールドが少し変わってくるのかなと思っています。
この記事では、美咲ちゃんが行方不明になるまでの心理を予想しています。↓↓↓

小倉美咲ちゃん両親の記者会見
もしも、私の息子が美咲ちゃんと同じような状況で記者会見をするとしたら、逆ですよね。
父親顔出しで、母親は出さないように配慮するとか、もしくは質問がいかないように配慮するとか、もしくは一緒に顔出しするとか、もっと違う方法になるのかなと思います。
私には、この両親の心中をはかり知ることは出来ませんが、同情します。
これだけ探して、見つからないという状況だけ見ると、誘拐など何らかの事件に巻き込まれた可能性の方が高くなります。
しかも、目撃情報が少ないという事、10日以上経過してしまっている事を考えると、最悪な結果も考えられます。
それを踏まえての記者会見という事なのでしょうか。
ここで、記者会見をする必要があったのでしょうか。
テレビの報道というのは、このご両親にとってプラスになるかマイナスになるか、実はよく分からないものなんです。
それは、切り取りがあるから、編集があるからです。
本当に、自分の子供のことが大事ならば、見つかるまではこの際、報道関係は無視でもいいと思います。
記者会見とかコメントとかは、美咲ちゃんが見つかってから感謝の意味を込めて行う方がいいでしょう。
現に、テレビを見たいろんな人がネットでいろんなことを書き出します。
それこそ誹謗中傷も含まれるかもしれません。
そんな関係ない人のコメントなどで、精神をすり減らす必要はなく、子供のことだけ考えればいいと思います。

小倉美咲ちゃん両親不仲説
こんな不自然にテレビで報道されてしまうと、疑いたくもなりますね。
もしかしたら、報道機関はそれを知っていてわざとやっている可能性もありますから、ご両親は注意が必要だと思います。
実際に不仲なのではないかという疑惑が出てしまっているのは確かです。
だったら、この事件に関して「両親にも責任があるんじゃないか?」という意見すらも出てきます。
ただ、このニュースを見ている人のほとんどは、このご家族の内情はほとんど知りませんよね。
だから、このご夫婦が不仲かどうかなんて、私も含めて知る由もないのです。
なんなら、情報番組などのコメンテーターだって、そんなことは知らないけど、憶測で私見を言うのです。
もしも、もっともそうなことを言うコメンテーターが居れば、視聴者はそれを信じてしまうのではないでしょうか。
そういうことを含めて考えると、ご両親はこれ以上何か言われない為にも、テレビへの露出やSNSへの書き込みなど、そういった行動は一切取らない方がいいでしょう。
報道機関は取材することが使命であり、仕事なわけなので、事件が解決し、もしそれが役に立っていたなら、感謝を述べるだけでいいと思います。
ここまで来ると捜査・捜索の状況などは、警察にお任せして、ご両親は無事を信じて帰りを待つというのが、一番良いと思います。
取材にも一切答える必要はないかもしれませんね。
ただ、それだと情報が拡散されなくて、心配だと思うかもしれませんが、違います。
美咲ちゃんの顔写真を公開した時点で、情報はもう十分拡散されました。
しかし、不自然ですよね。
母親は顔出しで、記者会見して、父親は顔出しせずにコメントだけというのは、かなり不自然ですよね。
母親がこの夫婦の主導権を握っているのかもしれませんが、不仲でないなら父親がもう少しコントロールしてあげないとだめだと思います。
こういう時は、母親は感情的に動いてしまいます。
父親もそうかもしれませんが、母親よりは客観的に物事を把握できるはずなんです。
何にしても、美咲ちゃんが無事に見つかることが1番ですね。

小倉雅(父親)の顔出しNG
確か、報道などでは仕事の関係上などと言っていた記憶があります。
ここからは、管理人ヒロシの私見です。
同じ父親として、これについては、どうしてなのか気持ちが理解はできません。
母親の心情としては、「子供だけ顔を晒させるわけにはいかないから、私も」みたいなことがあるのかもしれません。
その気持ちは、理解できます。
もし私だったら、私も妻も顔出しはしません。
まだ子供が見つかっていない状況では、母親だけの記者会見もしない、させないと思います。
なぜなら、冷静な判断ができないからです。
ただ一方で、この母親の行動は「わが子を見つけてほしい」という願いでもあるのかもしれませんので、そういう点では尊敬に値します。
視点を変えると、この報道の状況だけ見ると、この両親同士のコミュニケーションが円滑ではないと受け取られてしまうという事は、少し考えればわかると思います。
そのことで、根も葉もないうわさが出たり、誹謗中傷が出たり、関係ない人はいろんなことを無責任に言うものなのです。
他人事だからです。
それを想定できる状態では無いとは思いますが、こういう時こそ個々の危機管理意識が問われるのかもしれません。
もし顔出しするなら、両親揃ってやるべきだと思いました。
当事者でもないのにこんなことを言うのは間違っているかもしれません。
でも、今後もマスコミの対応を間違う人を出さない為にも言います。
テレビやマスコミなどの報道は、人命救助が本来の目的ではないので、無事に戻るまで無視でもいいのです。
こんなことを言うと、報道記者をやっている人や目指している人から非難されそうですが、実際にはそうです。
所詮、仕事でやっているにすぎませんし、会社側も報道することはテレビの役割と認識してやっていることなのです。
大人の事情が絡んでいるので、本当にこんな偏ったことを言うべきではないかもしれませんが、もし自分が当事者になったとしたらと考えると、こうなります。
こういう事は、当事者では判断できないかもしれないので、客観的に判断できる少し離れた親族や友人が助言してあげることも必要かもしれませんね。
まとめ
テレビの報道だけでは事実が事実のまま伝わらないことが多々あります。
私の様なものがとやかく言う事ではないかもしれませんが、同じ親として色々と考えさせられる事件だという事です。
とにかく一刻も早く無事に、小倉美咲ちゃんが見つかることを祈っています。
私にできることは、このブログで発信する事だけですが、何かできることがあればやっていきたいと思います。
続報(2022年4月)
事件から3年がたったでしょうか。
報道によると、2022年4月25日、山梨県道志村の小倉美咲ちゃんが行方不明になったあのキャンプ場近くから白骨化した人骨の一部が発見されたとのことです。
まだ、この骨が誰のものなのか、わかりません。
そして現在発見されているのは頭部だけらしいので、他の部分はどこにあるのか、など、詳しいことは分かっていません。
もしかしたら、野生動物に荒らされて、バラバラになったのか、人間の仕業なのか、警察は事件と事故の両面から捜査しているようです。
もし仮に当時、車にはねられてしまっていて、崖から落ちて命を落としてしまったとしてら、ひき逃げ事件ですので、事故ではなく事件ですよね。
いくら小学1年生と言えども、崖が見えている状態ならば、自分からは崖には落ちないでしょう。
夜なら別ですが。
つまり何が言いたいかと言うと、これは、事故ではなく事件の可能性の方も高いのでは?ということです。
早く、事件が解決することを願います。
また、続報が入ったら、追記したいと思います。
続報完結(訃報)
キャンプ場近くから見つかった子供の骨は、残念ながら小倉美咲ちゃんであることが判明しました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
報道によると、行方不明になってすぐに亡くなっていた可能性が高いそうですが、死因については詳しいことが分かっていないそうです。
まだ骨も全部見つかっていないので、この事件の全解明には時間がかかりそうですね。
なんにしても、活発に遊ぶ時期の子供(特に「魔の7歳」と言われる小学1年生)には注意が必要だということでしょう。
「小学一年年生になったから、もう1人でも大丈夫」ということは無いと、我々子供を持つ親は肝に銘じて、しっかりと子供の安全を話し合う場を、家庭で作ることも大事なことだと感じました。
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