どうも
ヒロシです。
れいわ新選組は2議席、NHKから国民を守る党(N国党)は1議席獲得です。
そして、一番の注目は実は他にあります。
それは投票率の低さです。
今回はこの投票率の低さについて考察したいと思います。
先週1週間は振り返ると、かなり多くのことが起きていました。
もくじ
投票率が過去2番目に低い理由
私が考える投票率の低さは、主にメディアにあると思っています。
主にはテレビ局の報道ですね。
参議院選挙の投票に関する呼びかけが足りなかった。
候補者の訴えが十分に報道されなかった。
メディアは参議院選挙以外の報道に時間を割いてしまった。
こんなところでしょうか。
では、なぜこのようなことが起きたのかという事です。
優先順位が高い順から言います。
あくまでも、私個人の意見です。
事件事故①
まず、先週7月18日に起きた衝撃的なテロ事件です。
京都アニメーションにガソリンをまいて火をつけるという残虐非道な放火殺人事件です。
これは、メディアは時間を割かなければいけませんよね。
これには、人命がかかっているし、残虐非道なテロ事件を許してはいけないし、この報道には時間を割かなければいけませんでした。
被害者をはじめ、私も含めて多くの人たちが悲しみに包まれました。
今でも、亡くなられた京アニの従業員の方々の身元は確認が取れてない位、ひどいありさまだったという事です。
この事件の報道にかなり多くの時間を割いたのは、当然だと思います。
事件事故②
ドラゴンアッシュのメンバーの1人や他数名の芸能人の大麻取締法違反事件。
これは、そんなに多くは報道されませんでしたね。
だから、これも相応位の時間でしょう。
芸能スキャンダル
吉本興業の芸人による一連の闇営業事件に関連した、宮迫博之さんと田村亮さんの謝罪会見です。
この芸能スキャンダルにだいぶ時間を割いたというような印象を受けました。
この報道は確かに大切なことかもしれません。
しかし、参議院選挙の報道とこの報道を天秤にかけた時、どちらが大切なんだという事です。
この謝罪会見は投票日の前日という最悪のタイミングでした。
これはメディアは報道を選挙によることはしていたようにも感じましたが、開票特番以外はそんなに報道されなかった気がします。
もっと、この謝罪会見の報道は少し控え、選挙後に大きく報道すればよかったのではないかと思っています。
おそらく、宮迫さんと田村亮さんは参議院選挙のことなんて考えてなかったんでしょうね。
そのことまで考える余裕は無かったんだと思います。
そこまで、追いつめられていたのだと思います。
私も似たような経験はあります。
それで、一刻も早く謝罪会見を行ないたかったのでしょう。
気持ちはわかります。
でも、タイミングは選挙後の月曜日でもよかったと思います。
土曜日で、15時からなんて報道番組は少ないですから、生放送なんてできないですよ。
月曜日なら報道番組たくさんありますから、その中で生放送もできるタイミングはあったはずです。
ましてや、次の日の日曜日は選挙の投票日だったんです。
まあ、2人の気持ちは察しますが、もう少し世間の情勢も見極めてほしかったです。
確かに、重要な事なんですが、選挙と優先順位を比べたら、どっちなの。
という事を、メディアも含めて、宮迫さんと田村亮さんは配慮すべきだったかもしれませんよね。
選挙は日本全体の一大事です。
どちらが、優先順位が高いのかはわかりますよね。
ただ、2人の早く会見をやらないとだめだという心理状況も分かるだけに、なんとも言えませんね。
もし、投票率がもっと高かったら
もしもの話というのは本来ないのですが、あえて言うならというものです。
これは、投票に行く年齢層に重要なカギがあると思われます。
そしてもし、投票率がもっと高かった場合はれいわ新選組やN国党の票がもっと伸び、もう1~2議席多く取れた可能性もあります。
これは、比例区だけに限ったことですが、ひょっとすると小選挙区でもN国党は多数候補者が出ていましたので、そこもまた伸びた可能性があります。
もしも、投票率が75%くらいになれば、もしかしたら政局を大きく変えられた可能性もあります。
若者や現役世代が投票しなければ、日本の腐敗政治は変えられません。
自民党をはじめ既成政党に不信感を持っている現役世代は多いと思います。
日本の政治を変えなきゃいけないですよね。
選挙に行った年齢層
NHKから国民を守る党については、ネット中心のあまりお金をかけない選挙戦を展開しました。
れいわ新選組については、山本太郎さんの演説とネット中心でした。
団塊の世代の高齢者たちはネット見ますか?
見る人もいるかもしれませんが、圧倒的にみない人が多いと思います。
すると、当然これらの党の存在自体を認識、詳細の確認はできませんね。
そうすると、その高齢者の方々の選択肢は、既成政党の中からの選択に絞られます。
つまり、一番人口の多い年齢層である高齢者層は自民、立憲民主、公明、国民民主、日本維新、共産などの既成政党から選ぶというのが考えられます。
その為、新規に旗揚げされた政党については、無知なんです。
選挙当日になって、貼りだされている政党名を見て、「これはどんな政党なんだろう?」という疑問があっても、既に心に決めた既成政党がある為、遅いわけです。
世代別投票率
では、ネットを中心に情報収集する年齢層はどこかというと、現役世代や若年層ですよね。
つまり、スマホやアイフォンを使っている世代です。
ただこの世代というのは、仕事をしていて忙しいとか、子育てに忙しいとか、そういう人たちです。
でも、一番投票率が悪いのはここら辺の世代なんです。
特に20代30代40代には多いかもしれません。
なぜなら、忙しいからです。
高齢者はどうして投票率が高いかというと、現役を引退していて、時間に余裕があるからです。
世代別に数値で把握は出来ませんが、大体あっているはずです。
私も恥ずかしながら、20代から30代前半のころは、投票に行っていませんでした。
前職の時なんかは休日が水曜日だけ、勤務日は9時から22時ごろまで勤務するという激務でした。
投票なんて行く余裕も、情報を集める余裕もなかったんです。
今後の政治情勢
将来的にはれいわ新選組とNHKから国民を守る党が連立組んで、政権を担うという形を見たいというのが、私の個人的な意見です。
こういう時に投票をしないのは、決まって若年層なんですよね。
決めつけは良くないですが、実際に投票に行くと、高齢者は圧倒的に多いです。
本当は、若年層こそしっかりと候補者を見極めて、投票しなければ、どんどん老人に有利な政治がなされてしまうのです。
忖度政治に何の意味があるんですか?
腐敗が進むだけです。
政界も刷新する必要があると、私は思います。
なぜ、政治に興味を見てないのでしょうか。
一度、自民党に退場してもらって、新しい政党で政権を担ってもらい、やらせてみようとは思いませんか。
1期だけでもやらせてみましょうよ。
どれだけできるかわからないですが、このままでは何も変われないです。
自民公明では日本の将来は沈没します。
50年後を考えた時に、今政治を刷新しなければ、新しい時代を日本は生き残れず、弱小国に落ちぶれます。
少子化の原因は何か考えたことはありますか?
年金問題はそもそも団塊の世代が収めた年金の中で収まったはずなんですよね、本来は。
それがどこかに消失してしまった。
それはどうしてなんですか?
現在、年金の運用が自転車操業になってしまったのはなぜですか?
未婚者が増えているのはなぜですか?
郵政民営化して、公務員を減らしましたが、本当にそれは正解だったんでしょうか?
民主党政権は本当にダメだったんでしょうか?
たまたま未曽有の大災害が起きてしまっただけなのか?
ただ、消費税を5%から8%に引き上げを決定したのは民主党政権です。
その道筋を作ったのは間違いなく自民党です。
年金問題も少子化問題も超高齢化問題も消費税問題も現在の格差社会もすべて作ってきたのは今の自民党と公明党ですよ。
デフレ20年間を作ってきたのは自民党と公明党です。
これらを作ると誰が得するんですか?
お金持ちと、そこから献金を受けている政治家(自民党)だけです。
企業からお金もらえば、なんも言われなくても忖度しますよね。
忖度しないとまた献金もらえないですからね。
政治家は激務ですから、それなりの報酬が税金から出ているはずなのに、さらに私腹を肥やすんです。
自民党の政治家は何のために政治家になるんですか?
自分がもらうお金の為じゃないですか?
国民のことを本当に考えているんですか?
自分の地位と名誉と金の為なんじゃないですか?
まとめ
れいわ新選組とNHKから国民を守る党は今回の選挙で、国政政党の要件を満たしました。
本番は次の国政選挙からです。
次は衆議院選挙ですかね。
少なくともこの2政党の代表は、今後の日本を変えていく新しいリーダーになれる代表だと思います。
「選挙に行って、自民党をぶっ壊す!」
「選挙に行って、既成政党をぶっ壊す!」
「選挙に行って、NHKをぶっ壊す!」
「選挙に行って、腐敗政治をぶっ壊す!」
これらは、今回投票していない人の投票が必要です。
現役で働いている皆さん、ニート、生活保護世帯の方々等、いろんな状況の方がいると思います。
ただ、自分の置かれているその状況を変えられるのは、あなたのその1票なんです。
また、選挙の時には記事を書きます。