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どうも、元不動産屋のヒロシです。
2021年も残すところあとわずかとなり、そろそろ大掃除やら年賀状やら、おせちの予約、カニの選定などなど、考えなければいけない最後の11月になりました。
12月に入ってからでは遅いのですが、それでも十分に間に合います。
でもやっぱり、11月のうちに計画を立てたり、優先順位を決めたりしておきたいところです。
皆さん忙しいですから、家のすべてを大掃除することはなかなか難しいですよね。
元不動産屋の観点からは、必ずやっておきたい場所はいくつかあります。
逆に残してもいい場所もありますので、理由も含めて、情報をまとめました。
掃除する場所の把握
掃除する場所なんて、たくさんあるよ。
と、お思いのあなた!
ヤバいですね。
掃除する場所というのはザックリとで良いので、頭には入れておかないと大変なことになります。
直ぐに時間が無くなります。
では一通り考えていきましょう。
例えば、キッチンと言っても、掃除すべき場所はいくつもあります。
冷蔵庫にシンクにコンロ、などなど、たくさんあるので、ざっと書き出します。
キッチン:換気扇、ガスコンロ、壁、シンク、食器乾燥機、作業台、冷蔵庫、まな板、包丁、キッチンボード、カップボードなど
浴室:浴槽、床、椅子、桶、鏡、浴槽の蓋、排水溝など
リビング:床、窓、家具、クローゼット、照明器具、エアコンなど
寝室:床、窓、家具、クローゼット、照明器具、エアコンなど
和室:畳、障子、照明、窓など
トイレ:便器、壁、床など
洗面所:洗面台、キャビネット、床、鏡、洗濯機など
玄関:玄関、床、靴箱など
ベランダ:床、ドア、ポストなど
外回り:網戸、車、草むしり、木の舟艇など
ザックリと出しただけでも、これだけあります。
戸建てとマンションやアパートでも、やる場所は違います。
また、家の間取りによっては、やる場所の数が変ってきますね。
一人暮らしと、私のように4LDKの一軒家では全くやる場所の数が違います。
しかも、私の家がそうですが、核家族で夫婦と小さい子供世帯は、そもそも掃除をまともにできる人数も限られてくるので、優先順位が必要になってきます。
最悪の場合、やり残してもよい場所を作る必要があります。
つまり、大掃除を妥協しなければいけなくなります。
大掃除で用意すべきもの
大掃除と言っても、基本は普段のお掃除で使うものを中心に、綺麗にしていくのが一番いいです。
とはいっても、普段はあまりしない場所のお掃除をするのが、年末の大掃除なわけなので、必要そうなものは11月中にしっかりと準備しておきましょう。
家にあるもの
・軍手/手袋
・マスクやバンダナ、使い古したタオルなど
・雑巾
・使い古した歯ブラシや新聞紙
・バケツ
・エプロン
・掃除用洗剤
など
あれば便利なもの、買っておきたいもの
・100均などで買えるメラミンスポンジ
・ウエットシートやお掃除シート
・クイックルワイパー的な奴の替え
・モップなどの替え
・ハイター系の漂白剤
・スチームクリーナー
・高圧洗浄機
など
例を挙げていくとキリが無くなるので、必要なものを自分で考えて用意するようにしましょう。
マンションと戸建てでも掃除する箇所が違ったりするので、それぞれの家に合った掃除用品を揃えておきましょう。
ポイントは、なるべくお金をかけずにというのが基本です。
何せ、年明けにはいろいろな出費があるはずですので、それに備えて大掃除にはお金をかけないようにしましょう。
大掃除の優先順位
一番大事なのはこれです。
年末の大掃除というのは、普段できないところのお掃除をやろうというのですが、夫婦共働き世帯は結構たくさんありますよね。
何せ、普段は仕事や家事育児で疲れてしまうので、なかなかできないと思います。
若ければ、まだまだ遊びたい盛りでしょう。
大丈夫です。
この記事では、この場所だけはやっておかないと、という場所を切実な理由共に紹介します。
大掃除で必ずやっておきたい場所
大きく分けて2か所あります。
基本的に考えればおのずと答えは出てきます。
ポイントは普段よく使う場所で、衛星にしておかなければいけない場所です。
理由は分かると思いますが、カビや雑菌などが繁殖し、身体に悪影響を及ぼすからです。
例えば、食品を保存しておくストッカーや冷蔵庫などの掃除は必須です。
理想を言うと、年末だけと言わずにこの辺はこまめにやった方がベストなんですが・・・。
そして、裸で使うお風呂場ですね。
また、リビングや寝室は、毎日長時間いることが多い部屋だと思います。
ただ、そういった場所は、毎日ご飯も食べる場所でもあって、寝る場所なので、普段から掃除はしているはずです。
優先順位は高いですが、普段と同じ掃除は必ずやるべきだと思います。
実は、もっと注意しなければいけない場所があります。
それは、普段目に見えていない、電気コンセントの差込口周辺です。
理由は、火災の防止です。
住宅火災で結構な割合を占めている出火原因は、このコンセントらしいのです。
詳しい数字は把握していませんが、結構多いと聞きます。
そのコンセント火災の原因は、コンセントの挿し口でショートして火花が出てしまったときに、埃(ほこり)が積もっていると、それに引火し、冬だと乾燥しているので、瞬く間に家中に火が回ってしまうそうです。
埃は普段生活していると、絶対に積もります。
これは放っておくと、前述のように火災の原因になるだけでなく、私のようにアレルギー性鼻炎などを引き起こします。
混交被害も出ると考えれば、年末だけでなく、普段の掃除でもやりたいところです。
大掃除残してもいい場所
実は、見た目を気にしないのであれば、結構いろんなところをしなくても大丈夫です。
例えば、我が家では1部屋完全に倉庫のような、書庫のような部屋があります。
その部屋は、荷物の整理は時々するものの、ほとんど入らない為、大掃除で残してもいい部分ではあります。
ただ、窓サッシなどは、外部と繋がっているので、何もしないと塵がが溜まって、そのうち窓の開け閉めがスムーズにできなくなる恐れはあります。
また、当然ではありますが、普段からしっかりと掃除が行き届いている場所ならば、むしろ大掃除しなくてもいいという話です。
後は、自分で大掃除するのがめんどくさいとかなら、業者に頼むのも1つの方法です。
ということで、ここまでは基本的にはお金を使わずにという前提で、大掃除の話をしてきましたが、これは本当に節約をしたい人向けです。
イヤ、私はお金の節約よりも時間の節約をしたい!!
という人もおられるでしょう。
そういう時は、大掃除に時間かかる場所を業者にやってもらうということをお勧めします。
全部をお願いするのは、さすがに色々な理由からお勧めできませんが、部分部分では業者にやってもらった方が良い場所もあります。
大掃除すべてを業者任せにしない方が良い理由や、業者にやってもらった方が良い場所などの詳細は、こちら↓の記事で紹介しています。
年末大掃除を必ずやるべき場所と残す場所はどこ?優先順位を決めよう!まとめ
極論、時間がなくて手が回らないけどお金はあるという人は、面倒な部分を掃除業者に依頼してしまった方が早く片付きます。↓
いやいや、年始にお金使うから、大掃除は節約しないとというご家庭は、優先順位や役割分担をして、計画的に掃除を進めていきましょう。
大事なことは、ファミリーサイズの家は1日ですべて終わらせようとせず、数日かけてマイペースでやることです。
逆に、1人暮らしなどで1ルームという方は、1日と言わず、半日で片づけましょう。
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