どうも、ヒロシです。
最近、報道や情報番組などで紹介されている「はるかぜちゃん」こと春名風花さんのSNS誹謗中傷は本当にひどいですね。
春名さんのようにこんなことで訴訟を起こしたり、被害におびえたりするのは本当に悔しいし、時間の無駄になってしまいます。
ネットの誹謗中傷と言えば、亡くなった木村花さんも被害を受けていたようですね。
【関連記事】
そこで、ネットの誹謗中傷などについて、対応策を春名風花さんのプロフィールと共にここでまとめました。
春名風花のプロフィール
本名:春名 風花
愛称:はるかぜちゃん
出生地:神奈川県
生年月日:2001年2月4日(19歳)
血液型:A型
身長:165 cm
職業:女優、声優、タレント、ブロガー
事務所:プロダクション・エース
著名な家族:春名柊夜(弟)
ネット誹謗中傷をする理由
日テレの情報番組「スッキリ!」では、その理由として「暇だから」みたいな人がやるのが多いようなことを紹介していました。
その通りだと思います。
暇だとどうしてネットで誹謗中傷するのかということまでは「スッキリ!」では突き詰めていませんでした。
その辺りを徹底分析していきます。
まず、暇な人がなぜ誹謗中傷をするのか考えると、ある1つの答えにたどり着きます。
それは、リアルでのストレスです。
現実での自分のストレスを発散する場所として、無意識にネットを選んでいるのです。
無意識というのは少し違いますね。
そこにネットにつながる媒体、つまりスマホがあるからなんです。
こういう極論を言うと、いろいろ言われるかもしれませんが、これは事実です。
しかし、人類の最高傑作の1つであるスマホは、今や生活に欠かせませんよね。
私が10代のころはやっと携帯電話が普及し始めた頃だったので、ネット上の誹謗中傷はそれほどありませんでした。
もちろん、SNSも今みたいにTwitter・Facebook・Instagramなどなど、ありませんでした。
私が最初にSNSを使用したのはmixi(ミクシィ)でした。
SNSが無ければ、ネットでの個人攻撃は「2ちゃんねる」とかでやるくらいでしたよね。
ただ、その時期はネット上には大人が多かったはずです。
つまり、暇つぶしやストレス発散がネットに向けられた結果、SNSやネットに誹謗中傷があふれてしまう原因なのかもしれません。
ネット誹謗中傷される人の特徴
今では子供のころからネットにつながることが簡単にできます。
子供頃からネットにつながれた世代には、ネットリテラシーが低い人が多いと考えられます。
SNSは直接顔の表情が見えないので、なんでも書きやすいのです。
そして、簡単に人を傷つけるようなことや、やりすぎて殺害予告のようなことまで、無自覚でやってしまうのです。
ネットの誹謗中傷は現実でのいじめと同じなんです。
例えば、現実のいじめではどんなことが起きるでしょうか。
1人が誰かをいじめだすと、周りの人も数人がそのいじめに加わります。
それを見ている人たちも、自分がいじめられないようにじっとしているとか、仕方なくいじめに加担するとかになるはずです。
そうやって、現実のいじめは発展していきます。
ネットの誹謗中傷も同じ性質があり、1人がそういうことをやりだすと、それを見た人が同じような誹謗中傷を行いだします。
ネットが怖いのは、学校のクラスの中や、会社内だけでなく、世界中につながっているということです。
つまり、ネットでのいじめ(誹謗中傷)の場合は際限なくいじめる側が増える可能性があって、終わりが見えないことです。
「ネットはリアル(現実)につながっている。」
つまり、このことをネットを使う人はしっかりと理解しなければいけないのです。
スマホは人類が作り出した最高の発明の1つなので、これを無くすことは絶対にできません。
ということは、それを使う人間が問題ということです。
ネット誹謗中傷の対応策①
一番簡単な方法は、SNSをやらないということです。
もちろん、春名風花さんみたいに被害を受けたら司法に訴えるというのも1つの方法です。
ただ、それらは極論で、良いとは考えていません。
私もそうですが、いろいろな情報を発信するのにSNSというのは非常に便利です。
ネットの誹謗中傷というのは、そういう書き込みに対して被害者が反応するから、その反応が面白くてもっとやるみたいな感じで、反応してはダメなんです。
元々、芸能人や顔出しYouTuberなどはネット誹謗中傷の対象になりやすいのは仕方ないことなんです。
理由は、その人を知っている人が圧倒的に一般人よりも多いからです。
では、実際にどういう対策をすれば、ネットでの誹謗中傷の被害にあわないようになるかということです。
これは、私も尊敬する「ホリエモン(堀江貴文)さん」や「メンタリストDigoさん」もYouTubeで言っていました。
私は元々スパム対策でやっていることでした。
「ブロック」又は「コメント欄封鎖」です。
Twitterには特定のアカウントをブロックする機能があったり、YouTubeにはコメント自体をできないように設定したりできます。
Facebookなどにも似たような機能はあります。
ファンの声も気になるとかだったら、変なこと(公序良俗に反するようなこと)や嫌なことを言う人を徹底的にブロックしていけばいいのです。
つまり、「無視」するのがベストということです。
そして、SNS管理側にも報告しましょう。
大体のSNSにはスパムや誹謗中傷に対して、報告する機能が付いています。
めんどくさいですが、それを小まめにやっていけば、自分の心も守れるし、善良な自分のファンや家族・友人などを守ることもできます。
なんといっても、訴訟というとんでもなく時間とお金のかかることをしなくてよくなります。
それでも、ブロックされたアカウントとは違うアカウントを作って、誹謗中傷を何度もしてくる人もいるかもしれません。
そういう奴は犯罪者に近いです。
警察に通報してもいいかも知れませんが、誹謗中傷だけでは同一人物かどうかというのは警察でも調べられないので、相手にしてくれないかもしれません。
理由は、犯罪を犯していない人に対しては、憲法で保障されている権利の侵害に当たる可能性があるからです。
つまり、警察は悪口位では動きません。
だから、小まめにブロックなんです。
鼬ごっこかもしれませんが、現段階ではこれが一番有効です。
近い将来、AIが発達すれば、全自動で誹謗中傷を排除してくれる時代が来るかもしれませんが、まだその段階ではなさそうです。
つまり、SNSをやるならば、このようにな最低限の自己防衛はするべきです。
それが自分自身のネットリテラシー向上にもつながります。
そして、芸能人などの有名人は特に、気を付けなければいけないのです。
もしも、子供のころから有名になってしまったら、それは親も介入してしっかりと守ってあげるべきです。
ネット誹謗中傷の対応策②
もしも、誹謗中傷がエスカレートして、殺害予告などが来た場合は「脅迫罪」という犯罪です。
この場合は、さすがに警察も動きます。
警察の捜査権限を使えば、犯人を特定することは簡単にできるはずですので、迷わず警察に通報です。
脅迫罪は「2年以下の懲役又は30万円以下の罰金」です。
証拠があれば、執行猶予が付くかもしれませんが有罪になる可能性は十分あります。
そして、もしも殺害予告に対して何らかの行動を起こしていると、殺人未遂事件として立件される可能性も含んでいます。
因みに、脅迫罪は非親告罪なので、被害者の告訴が無くても有罪になる可能性があります。
殺人未遂罪となれば、「死刑または無期もしくは5年以上の懲役」です。
未遂なので、5年未満の懲役となる可能性もあるのですが、執行猶予がない懲役になる可能性があるということです。
因みに、民事裁判で慰謝料を請求するという手段もありますが、欠点があります。
それは、賠償金(慰謝料)を回収できない可能性があるということです。
これは私も尊敬するNHKから国民を守る党の立花孝志さんが言っていました。
民事裁判の場合、勝訴しても原告側が相手側の資産の場所を特定しなければいけないのです。
つまり、差し押さえる銀行口座などを特定しなければいけないのですが、弁護士の資格を持っていないとできません。
住宅ローンを組んでいる人なら、裁判をやるということは住所がわかっているので、その登記簿を法務局で取れば、ローンの引き落とし口座だけは弁護士であれば分かります。
でも、被告側に財産になるようなものが無ければ、賠償金を回収できない可能性が出てくるということです。
春名風花さんの場合
スッキリ情報だと名誉棄損罪で被害届(告訴)を出しているようです。
名誉棄損罪は親告罪なので、告訴を取り下げれば、不起訴ということになります。
民事裁判での慰謝料+50万円での和解を条件に、刑事告訴を取り下げるようです。
これは、かなり微妙な感じで、和解金をしっかりと受け取ってから、告訴を取り下げるとは思いますが、やり方によっては春名風花さんは失敗するかもしれないということです。
普通に考えて、和解金は300万円以上ですから、簡単には支払えませんよね。
そうすると、借金する能力がその人になければ、分割でって話になりますが、基本和解金は一括です。
本当に無いものは、回収するのが難しいです。
というか、回収できません。
被告側に財産があるかどうかを弁護士さんは先に調べるはずなので、大丈夫とは思いますが、財産を隠されてしまうと、どうしたらいいのかということになります。
殺害予告まで来ているのに脅迫罪で告訴しなかったその狙いは、やっぱり誠意よりもお金ということを選んだからでしょうか。
というよりも、本人のコメントを聞くと、誠意を見せるならお金払えよということだと思います。
私もそう思います。
ただ、私だったら、証拠があってどちらも勝てる可能性が高いなら、民事と刑事の両方をやります。
和解はしません。
なぜなら、その加害者は反省していない可能性が高いからです。
民事では賠償金で被害者に償い、刑事では罪を反省すると考えています。
まとめ
SNS誹謗中傷の対応策は自己防衛で「徹底的にブロック」です。
未成年者はしっかりと親や保護者が守ってあげるべきです。
そして、加害者側はネットでの誹謗中傷は「いじめ」であると認識し、自分の行動を考え直さなければいけません。
また、ネットでの誹謗中傷は今後、社会全体の問題としてとらえ、ネットリテラシーを小学校から一般教養としてカリキュラム等に組み込んでいく必要があると考えています。
道徳などの「いじめ」や「差別」に関する授業の中でも必要性は感じますが、それよりも情報という新たな科目を創設して、しっかりと学ぶ必要があります。
コメント