どうも、全集中の呼吸で転売ヤーを撲滅したいヒロシです。
任天堂switch、PS5、鬼滅関連グッズなどなど、インターネット上では現在、定価を超えて販売されているものが多数あります。
漫画「鬼滅の刃」の単行本も、ネット上では定価を超えて販売されています。
これらはすべて転売ヤーと呼ばれる人たちが販売しているのです。
そんな転売ヤーを撲滅して、市場をあるべき姿に戻したいと感じている人は私以外にもいるのではないでしょうか。
今回は【転売ヤーを撲滅する方法を考える】の第1回目として、私の考察を紹介します。
因みに、私が転売ヤーを嫌う理由はいくつかありますが、転売ヤーによって価格にプレミアが付くのがとにかく許せません。
転売ヤーとは
詳しくまとめた記事があります。こちら↓↓
転売ヤーを撲滅するには、大きく分けて3通りの方法があります。
その3つの方法について、それぞれ説明します。
転売ヤーを撲滅する方法 その①
これが一番効果のある方法ですが、一番難しい方法です。
現行法を変えて、取り締まりをもっと厳しくできるようにすることです。
後述しますが、現行法でも転売は犯罪になるケースもあり、逮捕者も結構出ています。
しかし、穴が多いのでグレーゾーンも広く、なかなか捜査や逮捕に踏み切れないケースが多いように感じます。
現行法を変えることは、生活必需品に限れば、できなくは無さそうな気もします。
さすがに、趣向品までは規制できない可能性もありますが、内容によっては可能性もありそうな気がします。
実際にマスクの転売は期間限定でしたが、禁止できたわけです。
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ただ、これには非常に高いハードルがあります。
まずは、立法府である国会議員になる必要がありそうです。
それも、法律を可決できるくらいの人数を集めないと法律を変えたり、作ったりはできません。
まあ、政権与党に働きかけるという手段はありますが、一般人の言うことを聞かないのが今の政権ですので、期待できません。
民主主義が聞いてあきれます。
一番効果があるやり方ですが、最も困難な方法です。
そういえば、2020年11月16日の「サンデージャポン」にて、転売ヤーに「あり」か「なし」の議論がありました。
その中で傾向を見ると、政治家に近い人やお金持ちの杉村太蔵さんとかは「あり」で、庶民派に近いタレントさんは「なし」と回答していました。
これを見て、政治家が一般庶民の気持ちをわかろうとしていないのだろう、ということが分かりました。
転売ヤーを撲滅する方法 その②
これは誰でもできることですが、転売ヤーから品物を買わないということです。
つまり、PS5とか任天堂switchなどは別に無くても生活は出来ます。
定価で手に入らなければ、あきらめるという選択肢を持つというのが、精いっぱいの抵抗ということです。
これをするとどうなるかというと、転売ヤーも在庫を持ち続けると、次の商品仕入れにお金を回せないので、価格を下げてでも売りに転じるときが来ます。
そうすれば、利益がどんどん出せなくなるので、悪質転売ヤーは廃業に追い込めます。
ただ、世の中には金持ちが結構いて、並んで買うよりも少し高いお金を出してでもいいから転売ヤーから買う方が楽だと、転売ヤーから買う金持ちもいます。
その金持ちには、おそらく買わずに我慢するという選択肢はないのです。
なので、この方法はなかなか難しいとは感じざる負えません。
転売ヤーを撲滅する方法 その③
転売ヤーが利用しているプラットフォーム側が強い規制をするということです。
つまり、「ヤフオク」「メルカリ」「ラクマ」「Amazon」「ジモティー」などの会社が、出店者に対して、繰り返し商品を売る場合において、必ず営業許可の確認を行い、無許可の出店者を排除するという方法です。
特に、「メルカリ」「ラクマ」「ジモティー」は私もアプリをダウンロードしていますが、登録すれば、誰でも出品できてしまいます。
営業許可なんて取らなくても、出品できます。
転売ヤーかどうかを見極めるのは、実際に売りに出しているもので判断できるので、簡単です。
本来、メルカリやラクマ、ジモティーなどは、いらなくなったものを安く誰かに譲るというのがコンセプトのはずです。
つまりはネット上のフリーマーケットなのです。
なので、短期間で繰り返し出品していれば、それは転売ヤーです。
転売ヤーは出品数が異常に多いはずなんです。
プラットフォーム側も、簡単に出品できる機能を提供する以上、法律違反をしている者を放置するということが無いように、監視をしなければいけないと感じています。
企業側にとっても、不正な転売ヤーを排除することにより、本来あるべき役割を果たせるし、プラスに働くはずです。
これらを放置するというのは、プラットフォーム側の怠慢でもあると思います。
転売に関する法律
いくつかありますが、主に逮捕される人は古物営業法に違反しています。
同法違反でもいくつか種類があって、罰則もあります。
古物営業法とは盗品等の売買の防止、速やかな発見等を図るため、古物営業に係る業務について必要な規制等を行います。
これにより窃盗やその他の犯罪の防止を図り、及びその被害の迅速な回復に資することを目的として制定された法律です。
罰則が設けられている種類は「無許可営業」「名義貸し」「不正手段により許可を受ける行為」「営業停止命令違反」です。
これらに違反すると「3年以下の懲役、又は100万円以下の罰金」です。
さらに営業許可がある場合は「許可取り消し」となります。
つまり、転売を繰り返し行う場合は、古物営業法に基づく「営業許可」が必要ということになります。
この許可を得ないで、転売行為を繰り返している人はすべて「無許可営業」に当たり犯罪です。
まとめ
転売ヤーを撲滅する方法は大きく3通りです。
①法律による厳しい規制
②転売品不買
③プラットフォームの転売ヤー排除努力
そして、転売には古物営業法に基づく営業許可が必要だということです。
コメント
楽天でPS5が9万円以上の値段で売られていて、在庫11とか書いてあるショップを見ると本当に腹が立って仕方がありません。
本気でこういうの、取り締まって欲しいです。
本当にそう思います。
今できることは、本当にみんなでこういうものを買わないことなんですが、お金持ちが買っちゃうんですよね。
私もマスクと、ティッシュやトイレットペーパーなどの紙類が市場から消えたときは、安倍元総理の動きの遅さに腹立ちました。
オイルショックの経験があるのに、どうしてと思いますね。