どうも、ヒロシです。
さあ、駐車場DIYシリーズも第6回目で、終わりが近づいてきました。
そして、我が家の第2駐車場がとうとう完成しました!
2022年の6月末ごろから始めたので、約2か月間をかけて、ようやく完成までこぎつけました。
途中、暑すぎて心が折れそうになった時期もありました。
上手くできなかった箇所もありました。
水が溜まってしまう部分も、解消したつもりが解消されてなかったという悲劇もありました。
でも、最後まであきらめずに、完成させました。
おかげで、半袖と手袋焼けで、腕だけ真っ黒こげです。
しかし、これで終わりではありません。
ココから、次回の最終回に向けて、玄関回りなど残りの固まる土(自作)の施工が残っています。
前置きが少し長くなりましたが、今回はその完成図のお披露目と、駐車場DIYの振り返りと反省をしていきたいと思います。
前回までの【駐車場DIY】シリーズ↓
駐車場DIYの完成図
これが我が家の第2駐車場DIYの完成図です。↓
駐車場DIYの最後の工程
①下地の砕石転圧
②材料購入
③固まる土(自作)の作成
トロブネ(砂とセメントを混ぜるための容器)でセメント1袋(25㎏):砂2袋(40㎏)を混ぜ合わせる。
ただし、この量を一度に混ぜると非常に大変なので、途中からこの半分の量でやりました。
④固まる土(自作)の施工
まず最初に1~2㎝位を薄く敷き、踏み固めました。
これをもう一度行い、残り1cmくらいまで、踏み固めていきました。
残り1cmはしっかりと木の棒などで均しながら押し固めて、表面を平らに仕上げます。
なんなら、木の棒で押し固めた後、足でも踏み固めて、また木の棒で平らにするという形で、しっかりと固めます。
木の棒で均し、しっかりと固めた状態で、最後に小手で表面をつるつるになるような感じに仕上げていきます。
感覚としては、泥団子の表面をピカピカにする感じに似ていますかね。
ココでのコツは、小手を滑らせて表面だけを均すのではなく、押し固めるようなイメージで、しっかりと綺麗にすると、上手く仕上がります。
⑤固まる土(自作)に霧状の水散布。
霧状の水を散布しないと、せっかく仕上げた表面が水の重さでボコボコになります。
私の場合、ホームセンターとかで買ったホースにキリで出すやつがあったので、これでやりました。
あまり多すぎてもダメですが、少なすぎても固まらなかったするので、十分な量を撒きましょう。
⑥固まる土(自作)の表面が固まったらジョウロなど水圧の弱いもので、十分な水を散布。
最後の工程ですが、水を撒く前の固める作業が不十分だと、下から水や空気が噴き出てきて、表面が割れます。
これが起きると、完全に乾いたときに、その部分がもろくなり、剥がれる原因になります。
なので、水を撒く前の固める作業は重要で、ここを妥協してはいけません。
補足
③以降の工程は理想を言えば1日で一気に施工したほうがいいのですが、1人でやるDIYには限界があります。
実際に私も、③~⑥の工程は何日もかけて行いました。
特に④の残り1cmまで施工した後は、何回も③~⑥を繰り返し行いました。
ただ、期間を開けすぎると、固まる土(自作)が乾きすぎてしまったり、雨が降って固まってしまったりして、仕上がった時に溝ができてしまいます。
実際に、途中まで仕上がったところで材料が無くなり、実家に帰省したんですがこの部分は上手く繋ぎ合わせることができず、溝ができてしまいました。↓
完成図でちょうど色が変わっている場所です。
完成時には、補修して溝は埋めた状態になっていますが、こういう溝は出来ない方が良いです。
駐車場DIYで最終的に確定した費用の集計
【駐車場に使用した材料費用の集計】
【セメント】
28個 10,915円
【砂】
47個 12,146円
【コンクリート平板】
32個 12,399円
【さきがけブロック】
7個 3,688円
【重量ブロック】
8個 1,047円
【レンガブロック】
40個 3,476円
【砕石】
4個 1,755円
【防草剤】
2,189円
合計 47,615円
補足①
・すべて税込表示です。
・会員割引等の値引きがあるものもあるため、価格÷個数が単価とはなりません。
単価に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。↓
・実際は先がけブロック2個とレンガブロック13個が余ったので、その分は駐車場には使っていませんが、購入してしまったので、金額に含みました。
補足②
駐車場DIYシリーズの第1回目の予算概要以外に購入した材料は、モルタル分のセメントと砂、固まる土(自作)分が余分に多く必要になった分です。
モルタルは完全に抜けていました。
予算概要構築段階では、ブロックも積まなければ、コンクリート平板もモルタルで固定する予定ではありませんでした。
ただ、作業しながらよく考えたら、車が平板に乗った時に固定されていなかったら、ガタついて周りの固まる土(自作)が割れることに気づきました。
低予算5万円駐車場DIYの要
費用圧縮の要は、固まる土の自作です。
これにより、費用は半分以下にまで圧縮することができました。
当初は、製品版の固まる土を使う予定でしたが、1㎡あたりの使用量が半端ないので、いちばん安い物でも土だけで、10万円を軽く超えてきました。
製品版と自作との比較についてはこちらの記事で紹介しています。↓
ただ、終わってから固まる土の自作は大変だったことが分かりました。
お金の代わりに、時間と体力が必要です。
人数が居ればそれほど大変ではないかもしれませんが、DIYとなると少人数若しくは私のように1人なので無理せず、最善の方法を選んでください。
つまり、お金には余裕があるけどDIYをしたいというのであれば、固まる土は製品版を購入したほうがいいでしょう。
あくまでも、固まる土(自作)は本当にお金を節約したい人向けですので、よく考えてやってください。
駐車場DIY全体の振り返り
土の除去から始まり、ブロックを斫り、ブロックをモルタルで積み、転圧し、ブロックや石を砕き、転圧し、コンクリート平板をモルタルで敷き、固まる土(自作)を施工しました。
ほとんどの作業は管理人ヒロシが行いましたが、少し長男も手伝ってくれました。
次男は賑やかし担当で、黙々と作業をする私の周りで遊んでいました。
まあ、次男もほんの少しは手伝ってくれました。
ということで、一番大変だったの固まる土(自作)の施工だったんですが、一番辛かったのは石&ブロック砕きです。
石やブロックは大きいものは砕いて、固まる土(自作)の下地の一部として利用したんですが、その砕く作業に時間がかかったんです。
しかも、時間かかった分、ご近所さんの目も気になってしまい、非常に辛かったです。
中庭みたいな、ご近所さんから見えにくい場所で作業できればよかったんですが、我が家の庭はオープンガーデンなので、丸見えです。
まあ、だから駐車場にしてしまおうと思ったわけですが・・・。
一番楽しかったのは、ブロック斫りですね。
何とも、壊していく感覚がストレス発散になったというか、まあ、そんな感じです。
後は、近所のロイホでは、何度も軽トラを借りましたね。
1度に300㎏までしか載せられないので、最大1回の買い物で3往復しました。
因みに、最大の問題点である土の処理については、まだ未処理です。
一応、玄関回りなどを固める予定なので、そこの固める土(自作)に砂の代わりに庭土を使おうと考えています。
色が変わるだけで、セメントとの配合が同じなら固まるはずなんですが、土の粒子の大きさや湿度が砂と違うので、同じように出来るかどうかはやってみないとわかりません。
駐車場DIYの成否
成功です。
実際に車を停めても、全然平気でした。
平板を置いたところに普通車ならば、丁度タイヤが来るので、出来は上々です。
固める土(自作)部分も車で乗っても大丈夫だったので、強度もかなり強いと思います。
結果的に厚さが増してしまった分、強度も増しているという考え方であっていると思います。
ただし、今後使い続けるうちに、表面が削れたりすることはあると考えられます。
まあ、表面が削れても、モルタルなどでも簡単に補修できるので、下まで完全に地割れしない限りは、大丈夫です。
駐車場DIYの反省点
4点あります。
1つ目の反省点
最大の反省点は想定していたよりも固まる土(自作)の量が必要だったことです。
これにより、想定していた予算よりも少しだけオーバーしてしまったということです。
原因ははっきりとわかっています。
それは固まる土(自作)を施工する【厚さ】です。
当初想定していたのは、3~4㎝位でした。
しかし、実際には5㎝以上の厚さになっている部分もあった可能性があります。
一番暑い部分は6㎝位あるかもしれません。
可能性というのは、正確に測っていないからです。
水糸も張らずに、感覚で平らに均していたので、表面はかなりコンクリートっぽく仕上がっていますが、凸凹というか、波打っています。
その副産物で、水たまりの解消ができなかったという顛末です。
2つ目の反省点
もう出てきていますが、水たまりができてしまうことです。
水は浸み込んでいくはずなんですが、一定量しか浸み込みはせず、それを超えると表面に出てきます。
傾斜している部分は、自然に流れていくのですが、奥の方で波打ってしまった部分は傾斜を取っていないので、そこに水が溜まります。
今のところそこまで支障はないので、直す予定は無いのですが、将来的には解消しなければいけないような気がします。
3つ目の反省点
コンクリート平板をモルタルで固定した時に、最初の方で施工したものが波打ってしまった点です。
これは、モルタルを最初の方はケチったためというのが原因です。
モルタルの作成も、砂とセメントを配合するところから自作して作成しているので、かなりの重労働なんです。
なので、モルタルの使用は少ない方が良いのですが、妥協してはダメですね。
4つ目の反省点
固まる土(自作)施工の仕上げです。
これには2種類あって、1つは水をかける前の固める作業を少し妥協してしまったことですね。
その結果、水をかけた後、もろくなって割れる部分が所々であったことです。
もう1つは、工程の部分でも紹介しましたが、仕上げの途中に帰省を挟んでしまったことです。
完全に4日間放置で、雨が降ったかどうかもよくわからない状態を作ってしまったので、そこが完全に溝になりました。
【駐車場DIY】低予算5万円の完成画像!費用は固まる土(自作)が要!まとめ
25㎡位ならば、低予算5万円で駐車場が作れるということが証明されました。
費用に関しては、固まる土を自作することが必須です。
もしも、これをコンクリートにするのならば、やり方も違えば、労力ももっとかかると思います。
たぶんですが、コンクリートを練る作業がとてつもなく大変です。
何かレンタルでもいいので、電動の道具があれば別ですが・・・。
それと、強いて言うならば、転圧機は自作ではなくレンタルできるなら、レンタルしたほうがいいです。
私の場合レンタル什器が借りるところが見つからなかったので、仕方なく自作で転圧しましたが、しっかり転圧できているかは謎のままですし、手の皮がむけたのが痛かったです。
次回予告
とうとう、次回で最終回です。
一応、次回は駐車場ではなく、完全に庭なんですが、駐車場DIYシリーズとして、執筆予定です。
ですが、疲れたので、しばらくは休息を取ります。
新たな試みも考えていますので、真冬になる前には完成させたいです。
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