どうも、ヒロシです。
各社マスコミの報道でボビー・オロゴン氏の逮捕はもう知っていると思いますが、以前に暴行事件を起こして書類送検までされた時も、この年齢詐称疑疑惑についてはマツコ・デラックスなど、テレビでも取り上げられていました。
今回の逮捕をきっかけに、その問題が再燃しています。
どちらが本当なのか、ここでまとめておきたいと思います。
ボビー・オロゴンの今回報道での発表
まずは、今回のボビー氏の逮捕の事件ですが、詳細はこちらでまとめてあります。↓
警察の発表では、年齢はパスポートの生年月日を基に発表したとのことでした。
その生年月日には「1966年生まれ」とあったそうです。
そして、プロフィールには「1973年」とあります。
ウィキペディアにも所属事務所の公式プロフィールにも「1973年」とあります。
その差は7歳です。
この段階では、パスポートの方が信頼性は高く、日本人の感覚だと
「ボビー・オロゴン年齢詐称じゃん!」
「7歳もサバ読んでんの!?」
という感じです。
ただ、果たして本当にそうでしょうか。
本人の主張や、現地人の見解も整理してみます。
ボビー・オロゴン本人の主張
本人曰く、パスポートを作る際に父親に依頼したら、間違えて兄の生年月日でパスポートが発行されてしまったというのです。
こんなことってありえるのでしょうか。
まず、日本ではありえないでしょう。
外務省のホームページを見ると、日本では申請書のほかに、戸籍謄本と運転免許証などの本人確認書類の提出が求められます。
その為、親が代理申請したとしても、申請書と本人確認書類で名前が違うので、兄弟で取り違えるというのはまずないです。
日本では兄弟で名前が同じということは、絶対にないですよね。
では、ナイジェリアではどうなんでしょうか。
ボビー・オロゴン以外のナイジェリア人の見解
以前のニュース記事を見ると、誰だかは忘れましたが「ナイジェリアではよくあることだ」というフォローを入れている人がいました。
それはどういうことなのかということですね。
日本では兄弟で同じ名前を付けることはできません。
同じ戸籍内に同じ名前の人がいては、区別ができないという理由です。
つまり、親兄弟、3世代世帯なら祖父母とも同じ名前にはできないということになります。
ただ、登録の漢字が違うなら、同じ読みでも登録できるようなのですが、おそらく試した人はいないでしょうから真相は分かりません。
(例:博史、比呂氏「読み:ヒロシ」)
ただ、調べていくと世界中の国々では、同じ名前の兄弟がいる家族はいるようなのです。
それがナイジェリアに当てはまるかどうかは別ですが、確かにあるみたいです。
例えば、ナイジェリアには生まれた曜日を名前に付ける風習もあるとかいう話です。
そうすると、子供を何人も作ると、きっと同じ曜日に生まれる子はいます。
その子供たちは同じ名前になることもあり得ますよね。
つまり、パスポートをナイジェリアで発行する段階で本当にボビー氏の言う通り、兄と取り違えている可能性もあるということです。
ボビー・オロゴンの本当の年齢
ネット上で、本当の年齢を検証するには時間がかかるんですが、簡単にわかることはあります。
それは、格闘技です。
7歳もサバを読んでしまうと、老いというのは絶対的に格闘家の身体的能力に影響します。
この会見(↑)で、あの大横綱の「曙」さんと戦ったのは2005年の大晦日でしたか?
もしも、1966年生まれだとすれば、この時既に39歳ということになります。
39歳という年齢は既に選手生命のピークはとっくに過ぎていて、とても曙さんと戦うなんてことはしないはずです。
1973年ならば、32歳ですからまだまだやれると思います。
つまり、この時に曙さんに判定ながらも勝っていることから「1973年生まれ」という方が現実味があります。
まとめ
今現在(2020年5月現在)、ボビー・オロゴン氏の本当の年齢は「47歳」である可能性が最も高いと考えられます。
つまり、詐称していたわけでは無く、ナイジェリアでのパスポート申請に問題があった可能性の方が高いということです。
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