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東京都調布市で道路陥没現場の場所はどこ?原因は外環道の工事か?

どうも、ヒロシです。

各社報道によると、2020年10月18日午後0時15分ごろ、東京都調布市の住宅街で道路の陥没事故が起きました。

この事故について、詳細な場所と、道路が陥没した原因をまとめました。
皆さんのお住まいの近くでも同じようなことが起きないか、確認しておくことをお勧めします。

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事故報道

18日午後0時15分ごろ、東京都調布市東つつじケ丘2の住宅街で「道路が陥没している」と近隣住民から110番通報がありました。
警視庁調布署員が駆けつけると、幅5メートル、長さ2メートル、深さ5メートルほどの穴が開いていました。
付近では東京外かく環状道路(外環道)の地下トンネルを掘る工事が行われており、東日本高速道路(ネクスコ東日本)などが関連を調査しています。
けが人などは確認されていません。

ネクスコ東日本によると、周囲の地下約40メートルで東名高速道路と関越自動車道をつなぐ外環道の地下トンネル掘削工事が行われています。
直近では、17日に作業が行われていたそうです。

同社の担当者は「工事との因果関係は不明だが、有識者会議を開くなどして原因究明を急ぐ」と話しました。

引用:産経新聞など

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調布市の道路陥没現場

現在分かっている情報は、住所が「東京都調布市東つつじケ丘2」で、ニュース映像が出ています。
そして、外環道の開通予定地などと照らし合わせます。

まずは事故現場です。↓

この住居の目の前の道路が陥没しました。
ビューアで見ると、報道と一致しますので、ここで間違いないかと思われます。↓


衛星画像で確認しても、この住宅の屋根は緑色で、隣の屋根はオレンジなので、すぐにわかりました。

この場所は京王線「つつじヶ丘駅」に近く、調布市の中ではかなり立地は良い場所なのではないでしょうか。

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陥没現場と外環道の関係

まず、位置関係を説明する前に、外環道の概要をざっくりと説明します。
現在、外環道は大泉JCTから美女木JCTを通り川口JCT美郷JCT京葉JCT高谷JCTが開通しています。
つまり、関越道東北道常磐道京葉道湾岸道を首都高の手前で繋げています。
(関越道だけは首都高に直接は繋がっていないので、美女木JCTから入りますが…。)
つい最近、京葉道と湾岸道までつながりましたので、後は西側の中央道東名までつなげるわけです。

しかし、大泉から東名までは、東京都でも住宅地の多い場所を通るため、高架を作るわけにはいかない場所です。
つまり、この区間すべてが地下に埋設されます。

それでは本題、外環道の建設予定地を、東京都都市整備局のホームページより紹介します。
これは、建設予定地のつつじヶ丘駅付近の地図です。↓
緑の丸がつつじヶ丘駅です。
そして黄色い丸は、道路陥没現場周辺です。

次に、上の地図をさらに拡大して、現場をGoogle地図と照らし合わせて確認するとこの住宅の前の道路が現場です。↓

これは、陥没現場がぴったり外環道の真上に位置しているということです。
おそらく、場所はここで間違いないと思われますので、外環道掘削工事が行われていたことを考えれば、無関係とは言えないでしょう。

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一般的な地面・道路などの陥没理由

多くの場合は、地下で空洞ができるために、陥没が起きます。
しかし、それが人為的なものか、あるいは自然現象なのか、老朽化現象なのかは詳しく原因を調べる必要があります。
自然現象で多いのが、地下水の浸食により空洞ができる現象です。
また、専門家によると、もともと空洞がある場合もあるとのことです。
それが何らかの原因により、崩落・陥没といった現象が起こるそうです。

人為的なもので多いのは、地下鉄や地下道といった、地下でトンネルの掘削作業をおこなって、崩落する場合です。
これは、掘削する前の地盤調査が非常に重要と考えられます。
例えば、硬い岩盤などのすぐ下を掘削した場合、その岩盤がトンネルに落ちてきて、地上では陥没事故が起こるなどが考えられます。

老朽化現象というのは、水道管、下水管、トンネル、地下鉄など、様々なものが地下に埋められていますが、それらが破裂したりして起こる陥没事故です。

総合的にみて、陥没事故が起きる場合は、水が何らかの形で関係していることが多いと考えられます。
また日本は雨が多いですので、鉄筋コンクリートの中の鉄筋が腐食して錆びないようにすることも大事です。

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今回の調布道路陥没理由

まずは陥没事故の現場の映像があったので、その一部を切り取った画像を見てみましょう。
これは、TBSニュースの切り取りですが、ご覧のように水が溜まっています。

この水がどこから来たのかはよくわかりませんが、何かの配管が見えていますので、そこから出てきた可能性もあります。
若しくはすぐ近くに川が流れているので、地下ではその川と繋がっている可能性も考えられます。

これは私の仮説ですが、地下でトンネル掘削工事を行ったことで、地下水の流れが変わり、浸食が起こり、空洞ができたところが、重さに耐えきれず陥没したという可能性です。
若しくは、掘削作業時に細かい振動があり、地層の一部で液状化が発生し、それにより陥没が起きたということも、考えられなくはないです。
ただ、この外環道というのは、上が住宅地の為、相当深いところで建設されるようです。

つまり、掘削自体が直接の原因ではないにしろ、掘削することにより、何らかの原因を作ってしまった可能性はあるということです。

専門家が言うには、考えられるのは2つあって、もともとそこに空洞があって掘削の振動で陥没が起きたか、掘削作業時に土砂を取り除きすぎた可能性が考えられるそうです。
しかし、専門家も詳しい原因は調べてみないとわからないが、トンネルの掘削作業が何らかの原因を作った可能性は高いとのことです。

なんにしても、原因の究明をしなければ、掘削工事現場の上に住んでいる住民は安心して住めないということになります。
今回はたまたま怪我人はいませんでしたが、これで死亡事故などが起きれば、大問題です。

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まとめ

東京都調布市の陥没現場は「〒182-0005 東京都調布市東つつじケ丘2丁目21−12」の住宅の前の道路で起きました。
そして、この場所は外環道の建設予定地の真上に位置します。
陥没原因はまだ特定されていません。
可能性が高そうなのは、掘削工事が間接的な原因となり、地下水が地面を侵食して陥没事故を引き起こしたということです。

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