どうも、ヒロシです。
日本郵政グループのかんぽ生命保険ですが、その販売に不正があった問題を考察していきたいと思います。
この問題そもそもどこから始まったんでしょうか?
よくよく考えると、日本郵政は元々国が運営していましたね。
当時、自民党の小泉純一郎元総理大臣時代に郵政民営化したのを覚えていますかね。
失敗はそこからはじめっているんじゃないか、と考える人も多いかもしれません。
調べていくと、原因の一つではありそうなんですね。
そうなんです、自民党の失策です。
もういい加減、自民党が何をやっているか気づかないと、日本はどんどん沈没していきます。
かんぽ生命保険の不正販売問題概要
ザックリいうと、販売員が報酬欲しさに、十分な説明をしなかったり、要望と違う保険の手続きをして、実績を上げていたという問題です。
これが個人単位でやっていたら、懲戒処分でいいと思いますよね。
でも、会社ぐるみでやっていたんです。
被害件数は18万件にも及ぶのです。
主な被害は、2重契約、無保険期間があった、保険の乗り換えが不要だった等です。
保険に入っている人はわかると思いますが、生命保険とは大体が積立型の保険なんです。
その為、本来は1度契約したら、解約も変更もせずにそのままでもいいんです。
むしろ、契約を変更したり、一度解約してしまうと、以前より条件が悪くなることが多いので、そうなります。
その説明をしていないのはもちろん、健康状態に変化があった場合は、保険金が支払われなくなることもあります。
不正で片づけるにはちょっと問題が大きすぎますよね。
詐欺と言われてもいいくらいのことをやっています。
かんぽ生命保険不正の原因
これは、さまざまあると思いますが、元をたどれば日本郵政公社の民営化失敗につながります。
同様に民営化した、日本電信電話公社(現NTT)や国鉄(現JR)のように、成功では無いですよね。
まあ、よく分からないですが、最大の原因はノルマによる締め付けですよね。
ノルマを達成できなければ、会議とかでつるし上げがあって、いじめられるんですよ、きっと。
まあ、ありがちな理由ですよね。
でもこれだけなら、個人的にやっているだけの場合もあります。
不動産仲介業やや保険業界ではよくあるようです。
私も元不動産会社でしたが、不正はダメです。
しかも、不正出来ないようにそれぞれ、宅建業法や保険業法などで法律による縛りがあります。
説明をしないというのは、どちらも行政処分の対象になるはずです。
じゃあ、会社ぐるみで「隠ぺいしよう」という体質になったんだと思います。
郵政民営化が大失敗の理由
そもそも、小泉純一郎元総理大臣が郵政民営化選挙で圧勝した時に言っていたことを覚えているでしょうか。
もう、忘れちゃいましたかね。
「自民党をぶっ壊す!」
とも言っていましたが・・・、郵政民営化により公務員を削減して、税金の人件費支出を大幅に削減できるようなことを言っていました。
24万人もの国家公務員を削減できると。
しかし、国民は騙されていたんです。
実は、郵政事業は元々、独立採算制で運営されていて、公務員とはいえ税金から給与が支払われてはいなかったそうなんです。
じゃあ、何が削減できたんでしょうか。
郵政事業の利益余剰金です。
これは公社で運営していた時は、この利益余剰金は国に納められていました。
株式会社になり税金は納めるようになりましたが、果たしてどちらの方が多かったのでしょうか。
単純に考えれば、利益余剰金の中から税金が支払われるので、確実に国に入るお金が減ったと考えるべきでしょうね。
つまり、見た目上は公務員は削減したけど、国に還流される郵政事業の利益余剰分が無くなった分だけ、国の利益が削減されたという事になります。
何のための民営化だったのでしょうか。
しかも、今回の不祥事。
日本郵政公社時代の信用を逆手に取った、悪質なかんぽ生命の契約は許せませんよね。
この背景には、郵便局員に課されるノルマ地獄にあります。
かんぽ以外にも、年賀状、ふるさと小包、記念切手など、1年中ノルマに追われているようです。
そして、末端の窓口や、配達員などは派遣や契約社員などの非正規雇用が増えたようです。
それにより、全体のサービスの低下がみられるのは明らかのようです。
さらに不採算店舗は統廃合されることにより、事業も縮小傾向ででしょう。
郵政民営化 本当の理由
当時、アメリカから迫られていたためだというのです。
アメリカは自国の郵政は民営化していないくせに、日本だけそれをしろと言ってきたんです。
その理由は、当時、日本の郵便貯金の100兆円以上の貯蓄残高を アメリカのウオールストリートの金融業者が、自由に運用できるようにする、というのが本当の目的でだったようです。
これでは、日本はアメリカの植民地じゃないですか。
当時の大統領はブッシュ大統領ですかね。
もちろん、当時小泉政権で郵政民営化担当大臣を務めていた竹中平蔵氏は「郵政民営化する意味はどこにもないですよ」というようなことを小泉元首相に提言していたそうです。
それでもやれと言ってきたのは小泉純一郎元総理です。
本当に悪なのは、小泉人気をいいことに国民をだました自民党の小泉純一郎元総理大臣ですよ。
それを民主党政権下では国営に戻す動きもあったようなのですが、また、多くの人が自民党に騙されて、民主党を政権からおろしたんです。
自民党政治は現代社会に対応できない
この郵政民営化からわかるように、自民党政権では日本の未来を明るく出来ないという事が分かります。
自民党や公明党では日本の将来を担えない理由はいくつかあります。
NHK問題、消費税問題、少子高齢化問題、デフレ問題、年金問題、など等。
全て、自民党政権下で浮上してきた問題です。
解決するどころか、時代にそぐわない失策で悪化させる一方です。
日本の株価はここ数年でかなり上がってきました。
大企業は潤っています。
でも、それだけなんです。
中小企業や零細企業はどうでしょうか。
儲かっていますか?
お金をたくさん稼げて、政治家に献金できる企業だけ、優遇されるのです。
おかしくないですか。
大企業は税金も安いって、そりゃあ腐敗政治もいいとこですよ。
政治献金があるから、腐敗するんですよね。
政治献金ってつまりは、時代劇で悪代官が大判小判を受っとっているあれですよね。
時代錯誤もいい加減にしてほしいです。
それに騙される国民も悪いです。
自民党政権=悪代官政治
なんで、国民の大多数はこれに気が付かないのでしょうか。
民主党政権下では東日本大震災の影響で、日本経済が大きく落ち込みました。
どうしたら、日本が良くなるかよく考えて投票するべきなのではないでしょうか。
自民党政権が続けば、もっともっと年金は少なくなります。
だって、それを担っている働く世代が少なくなるんだから当たり前ですよね。
団塊の世代が払ってきた年金は、自民党政権下で大部分が消失しました。
そのせいで、年金は今、自転車操業なんです。
こんな状況下で、また消費税を値上げする。
さらに、需要は落ち込み、物を買わない、物が売れない、生産は縮小、従業員削減、税収減少・・・・・・デフレスパイラルですよ。
日本を託す政党
古い政党から国民を守る党(旧NHKから国民を守る党、現在はNHK党)の立花孝志代表にNHK改革などを、やらせてみようとは思いませんか。
この党には自民党をはじめ、公明、立憲、民主、維新、共産などの既成政党では、出来ないことが出来ると思います。
私は、立花孝志さんは本当に頭がいいし、演説もうまい、ネットで情報公開を積極的に行なっているという点において、現代政治に対応しうる存在だと感じています。
そして何より、新政党である為、お金のしがらみがないです。
立花孝志代表はユーチューブでこのように言っていました。
「私がお金をもらうのは同じ政治家からだけです。」
理由は
「お金をもらったら、その人の言う事を聞かなくてはいけなくなるから」
と言っていました。
全くその通りだと思います。
因みに、同じ政党の議員からお金を集めるという事は、元は税金だからOKという話もしていました。
つまり、自民党など既成政党は、誰かからお金をもらっているんですが、その人の言う事を聞いているんです。
だから、自民党政権ではお金持ちと自民党の政治家しか潤わない腐敗政治なんです。
自民党の国会議員はみんなお金持ってそうですよね。
持ってますよ。
そんな人たちに庶民の気持ちがわかるんですか。
分からないです。
お金持ちとそうでない人の割合はどちらが多いですか?
だから、長く政治家をやらせてはいけないんです。
まとめ
日本という国は、総理大臣を直接選ぶことは出来ません。
しかし、政治家は選べます。
比例代表は政党を選べます。
自民党は選挙ではいいことを言っていますが、実際に日本の未来は良くなっていますか?
既成政党はお金と権力が欲しい人たちの集まりです。
選挙では、庶民の気持ちがわかる政党や政治家を見極めて、投票しましょう。
「自民党をぶっ壊す!」
注意:↑↑↑これは自民党の小泉純一郎元総理が言った言葉です。
口だけでしたね。
本当に自民党をぶっ壊したいなら、次の選挙をN国党で出馬してくださいよ(# ゚Д゚)
もう、ジジイだから無理か。
※N国党は現在略称「NHK党」です。
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